半年以上前から頼んでいた軽トラがやっと来た。
23年もののステップワゴンはもう殆ど乗っておらず、おまけに今年は車検年度であるので、田舎のベンツこと軽トラに乗り換えようと40数年来、我が家の車の面倒を見てくれている某修理工場の元社長に半年以上前に頼んであったのである。
あと5〜6年、長くとも10年は乗らないが、それまで薪の原木を積んだり、たまには大きな作品を東の都あたりまで運ぶことがあるかもしれない。ただ殆どは地元でのちょい乗り程度に使うこと等を伝えたら「ほんじゃ程度の良い中古で十分」とのことだったが、生憎コロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻などがあり、新車の生産が遅れに遅れていて、従って中古車が出て来ないし、値段もトンデモなく値上がりしてしまい、彼のお眼鏡にかなう中古車がなかなか出て来なかったのである。そんな中、社長が新車を世話した人が今まで乗っていた軽トラを出すというので、横流ししてもらうことにしたのだが、肝心の新車の納車が数ヶ月遅れていて、今日やっと中古の軽トラの納車となったのである。
車はダイハツのハイゼットで6万キロ走っているが、農作業に使っていたのではなく、足として使っていたという車で錆もなく、傷も殆どない程度の良い車である。
早速名義変更と乗って行ったステップワゴンの廃車を頼み、保険屋に任意保険の乗り換え手続きをし、帰りは軽トラで帰って来る。
エンジンの調子は良く、また当然4WDでパワステとエアコン付きである。
こちらでは一人一台ないと動きが取れないし、軽トラは田舎暮らしでは一番便利な車である。
今までも近所の農家からタダで貰ったり、友人から数万円で買ったりして乗ってきたが、今度のハイゼットはダントツ一番調子良い車である。尤も値段も予算オーバーだったが、それでも現状、中古屋で買うより10〜15万は安いようだ。
薪の原木500Kgなんて当たり前に積めるし、ベニヤだって草刈機だって積めるし、田舎では葬式にだってベンツであるから堂々と行けるのである。