あと一食!?

足は左足全加重で歩くとやはり痛みが走ることから、痛みが引くまで松葉杖を退院してからも暫く使う事となり、売店で買う。ま、いずれ右足の同様な手術時にも使うだろうからワタクシにとっては第二の足か?

午後6時、最後の夕食をいただく。後は明日の朝食を残すのみである。ワタクシは人様の作ってくれた料理を残すなんて事は罪悪であるという躾けを受けて育った世代であり、残すなんて事はまずないのであるが、昨日だかにも書いたがこの間二品だけどうしても食べられなかったのは甚だ申し訳ない事をしたと悔やんでいる。
かつて内モンゴルにステンドを教えに2週間行ったのだが、それこそ2週間連夜の宴席(内モンゴル政府からの招聘でVIP待遇であった)で、毎晩内モンゴル政府の知事や副知事、共産党幹部などと円卓を囲ませられたのである。おまけに悪いことに内モンゴルに着いた日に「羊肉は好きか?」と聞かれ「大好物」と答えたものだから、以後連日塩茹でしたオカシラ付きの羊肉責めにあったのである。そして13日目だったか急に全く肉を受け付けなくなったことがあったのだが、この入院中の二品もそれに近いものを感じたのである。
ま、いずれにしろあと一食、美味しくいただこうと思っている。

この病室から見る八ヶ岳ともお別れである。やれやれ!

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