昨日は夕方に秋田に旅行中のイッペイさんから電話。「サンタじゃなくてサタンだ！」に一瞬絶句するイッペイさん。
スマホをスピーカーに切り替えてイッペイさんの声を聞かせると首を傾げて聞き、時々サンタも鳴き声を出す。電話の終わり頃に「ウ〜ッ」と怒りの声を上げたのは「早く帰って来い」か？
夕食後、サンタも昨晩の寝不足の上に長い散歩に疲れたのか、ソファーの我々の足元で時々眠り込む。
我々も交代でさっと風呂に入りいよいよ就寝である。今夜はもうケージに入れるのは諦め、ベッドに上がるのも諦めて寝室で一緒に寝る事にする。２階への階段を上がるのがまだ恐いようである。足が疼くワタクシ、もう四つん這いで教える気力もなく、カミサンと階段の上から呼び続けて暫く、漸く階段を不器用に上がって来るも、今度は寝室のドアを閉めようとするとするりとドアの隙間から廊下に逃げ出す。寝室にはケージが置いてあるのでまた閉じ込められると警戒している様子。諦めてベッドに潜り込むと暫くしてから寝室に入って来る。
ワタクシはどんなに疲れていても酔っぱらっていても数ページでも良いからベッドで本を読まないと眠れないので知らんぷりして本を読み出すと、暫く寝室をカツカツと歩き回った後、ベッドとベッドの間に寝そべる。ヤレヤレ。
カミサンはベッドに入るなり爆睡である。ワタクシも数ページ読んでから電気を消して寝たのだが、０時頃か、何か気配がする。電気を点けて笑った。サンタがワタクシのベッドに顎と片足を乗せて、足で「オイデ、オイデ」をやっている。ワタクシの足に触りたいのだが、触ると蹴飛ばされると思っている様子。文句なくカワイイ！
また寝入って午前３時頃か、やっぱり何かの気配。電気をつけて見たら、今度はカミサンのベッドの上の空いた場所に仁王立ちしている。「果たしてベッドで横になっても良いものか？」と迷っている風情。全く笑わせてくれる奴である。
今度は４時頃、サンタが騒いでいる。何事かとカミサンも流石に飛び起きたら、サンタがカミサンの布団の上で飛び跳ねて起こそうとしている。どうもオシッコしたいらしい。仕方ない、二人で起き出して玄関へ向かうが、やっぱり階段の下で少し躊躇。それでも下でカミサンが呼ぶと不器用に階段を下りた。リードを付けてカミサンがオシッコに付き合う。それから足を拭いてやって再度寝室に。
５時過ぎ。「クゥ〜ン・クゥ〜ン」と寝室のドア辺りで泣き出す。どうも「もう充分寝た。早く起きろ」と言っている様子。ワタクシもまあまあ眠れたので起きる。不器用に階段を下り、リビングへ。
新聞を広げ、コーヒーを淹れていると、外を見ていたサンタが大声で急に吠え出す。ワタクシもまだ薄暗い外を見るが何も見えない。彼はすごい勢いで吠え続ける。ひょっとすると町を恐怖に落とし込んでいる野犬か？
６時頃になって、今度はリビングのドアーの前で「ワン、ワン、早く散歩に行きたい」と鳴き出す。ワタクシはまだお犬様を連れて散歩する程度には足が治っていない。カミサンも気付いて下りて来る。よく眠れたので元気になった由。漸く散歩へ。その間に昨日の夕食で残したドッグ・フードを片付け、ドッグ・フードにチーズと鳥ササミソーセージを細かく切り混ぜ合わせる。水も取り替える。暫くして散歩から帰り、足を拭いてドッグ・フードに一目散だが、器用に舌先を使ってチーズとソーセージだけを食べ、ドッグ・フードは半分残す。どうもこのドッグ・フードに飽きがきた様子。ダリもそうだったけれど、犬もやっぱり時々飽きるのである。
我々も朝食とするが、カミサンの足元でねだってチーズ入りオムレツをせしめているし、ワタクシの足元ではチーズをせがむ。
あ〜ぁ、今日もお犬様中心の一日となりそう。あと一日半、今夜は諦め、明日の夜は爆睡するぞ！