まったくなぁ〜!

今日はキタハラさんご主人が風呂の追い焚きの吐出口とボイラーからの配管の取り替えに来てくれる。最近はボイラーから風呂桶までの配管が金属製のフレキシブルパイプから樹脂製並行パイプに代わっている。フムフム。こういう修理は見ておかないと次に何かあっても故障箇所を自分で判断したり直したりが出来ない。1時間半ほどで修理してくれる。

と、ここまでは良いのだが、実は先日来1階のINAX製シャワレットを使うと床にポタポタと水漏れが起きている。このシャワレットは便器一体型タンクレスである。もう15年ほど前、オヤジが両足ともガンに侵されて車椅子になった時に親父の部屋のベッド脇に急遽増設したのだが、それならなるべく綺麗な形のをと考えて、タンクレス型で壁からすぐに配管できるようにと壁配管型にした。親父がアッチの世界に逝った後、部屋にトイレがあっても邪魔だしと、1階のトイレをこの格好良いトイレと取り替えたのである。
今回の水漏れはこのシャワレットからの水漏れであり、過去2回水漏れしている。サービスセンターに電話したら、当日に修理の人が来てくれたが、この人は過去2回来てくれた人で、トイレを見るなり「アチャ、これはダメだ」。既に修理部品は製造中止となっていておそらく今度はシャワレットのタンクにヒビが入ったせいとの事。「じゃ、タンクを外して接着剤か何かで補修すれば良いじゃないか」と言うも「そりゃ無理」の一点張り。「じゃどうすればいいの?」「トイレ交換するしかない」との事。「これ交換したら幾らくらい?」「同じような型だったら30万〜40万円かそれ以上になってしまう」「冗談じゃない。もっと安いのにしたら幾らくらい」「う〜ん、それでも10数万円は掛かる」との事。「それよりオクズミさんは器用そうだから自分で交換した方がいいよ」。「そんなに難しい事じゃないよ。ここをこう切ってアダプターを嵌め、新しい便器を嵌めて込んで、タンクととシャワレットに配管するだけだよ。それならホームセンターで買って来た便器だって取り付けられるよ」との事。「一体型は何処か1箇所壊れたら全て取り替えなければならないから、便器とタンク、シャワレットはそれぞれ独立した形の方が良いよ」とのことで「途中どうしても出来なくなったら言ってくれれば多少はお金を頂くけれど、大丈夫できるよ!」との事。サービスマンが帰ってからシャワレットを少し分解ししてみるが、複雑で、トイレという狭い空間ではタンクまで辿りつかず、当面は使えないと困るので諦める。

で、ここ数日Yuo Tubeなんぞを見ながら新しい便器の取り付け方を勉強していたのである。色々調べたが、リモコンでシャワレットの操作をするのは良いが、便器に水を流す操作はタンク横のレバーを回す形の方が壊れにくいようだ。
サイワイ、水漏れはシャワーを使った時だけチョロチョロと漏れ出る程度であるから便器後ろにビンを置いておけば当面床を濡らす事はないので、亀裂が大きくなるまでまだ時間が取れそうだ。色々と財布と相談しながらTOTOの便器とタンクとシャワレットの組み合わせにすることにする。

で、笑ったのであるが、先日古いダイバー・ウオッチを売った分がそっくりトイレに変身することが分かった。イヤイヤ、ボイラーの配管修理代を含めたら足りない。
「まったくなぁ〜!」である。一緒に壊れるなよ!である。

有り難くない神様がどこかから見ていて「アイツ、臨時収入があったから、そろそろ壊れてもいいよ!」とボイラーやトイレにそそのかしたに違いない。

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