我が家のカミサンは壊し屋の異名を持っている?とにかく色々な家電を壊すのである。
今日はカミサンの教えているピアノや声楽の合同発表会(フリーで教えている幾つかのピアノ教室の生徒達が集まっての)の日である。朝食後カミサンが「プリンターが壊れて使えない」とのこと。以前にもあったなぁ〜。「またかぁ〜!」である。カミサンが8時過ぎに出掛けた後、電源コードの抜き差しなど試すが直らず、「修理依頼して下さい」と表示が出る。でもこれは電気的部分の故障とは思えず、機械的な部分ではとスキャナーの蓋を開いてみるが紙詰まりなどはない。色々調べてからひょっとしてと思って背面の蓋を開けてみるが紙詰まりは無さそう・・・と思ったら何か白い線が見える。ひょっとしてとピンセットでその白い線を掴んだら紙の感触。指で掴めない。そこから少々苦労したが何とか詰まっていた紙を引っ張り出す。案の定カミサンの楽譜のコピーだった。昨夜だか使って最後の1枚が排出されていないまま気付かずに電源OFFにしたのだろう。それからノズルチェックやクリーニングを繰り返して直す。
ヤレヤレ直ったと思ったらさっき出て行ったカミサンから電話。嫌な予感。「セブンイレブンの駐車場でバックしてきた車にぶつけられた。すぐ来て!」との事。バカめ!
軽トラで現場へ行くとフィットの右後ろのフェンダーがひしゃげている。フェンダー部分は上に伸び、後ろのドアの上を通り運転席まで1枚で続いている。駐車場に入って行った時に急にバックしてきた軽トラにぶつけられたとのことで、先方の運転手は「俺が後ろをきちんと確認しなかった。もう少しで避けられてのに。悪い悪い。」との事。「一応事故証明書もらわなければならないから交番へ行こう」と言うが「俺がもっと注意してれば良かった。全額俺が払うから・・・」との事。カミサンも交番に行っている時間的余裕はなしで、先方の免許証や車検証を写真に撮り、電話番号などを聞き、先方の保険会社を確認し、こちらの連絡先も教えて今日のところは別れる。
全くなぁ〜!まさに壊し屋、デストロイヤーである。
先日はかつてプレゼントした「イオン・ドライヤーが使えなくなった!」との事。コンセントに刺して電源コードを動かすと動いたり止まったり。電源コードの断線である。このドライヤーの電源プラグ近くも断線して以前直してある。今回はその本体側のコードの断線であるが、本体を分解しようにもねじ止めではなくて分解出来ず。本体から出ている電源コードを保護しているフレキシブルな保護樹脂の先端で断線している。仕方ないので保護樹脂を少し剥いて電源コードを出し、半田付けし、シリコン製の絶縁チューブをはめ、それがズレないようにビニールテープで巻き、その上から熱収縮チューブで保護し、尚且つビニールテープで補強したばかりである。
デストロイヤーめ!毛が3本どころか10本ほど足りないのである!
夕方になって発表会から帰って来た車のドライブレコーダーを確認するとちゃんとぶつかった瞬間の前後の記録が映っていた。
明日は先方の保険会社から連絡が来ると思うが、週末には姪っ子が子供達を連れて来宅予定。それまでに先方の保険で直せるか、果てさて保険でレンタカーを借りることになるやら・・・