薪の原木はまだあるのだが、今冬用の薪をデッキや玄関脇に薪を置くスペースはもう一杯になった。裏庭に割った薪を来冬用に積んでおくことは可能だが、今それをやる元気まではない。当面3月いっぱいの薪を割っておけばキリギリスとしては上出来なのである。ナニ、明日は明日の風が吹くのである。
で、年内の薪割りは終了とした。
薪割りに使っているのはもう30年近く使っている「和斧」であるが、一度柄を交換してから10年以上経ち、斧の取り付け部分の手元側が随分と傷んできた。この部分は玉切した太く硬い原木を割るときにどうしても原木に当たってしまうので仕方ないのである。30cm程度までの太さの原木ならまず当たらないのであるが、50〜60cmの硬い原木を割ろうとするとどうしても当たってしまうのである。このまま使っていてもし折れて斧刃が飛んで行ったら重大な事故を起こす可能性がある。で、柄を交換することにしたのであるが、ネットで調べたら大体¥3000程度する。但し柄を買う場合は実物を見て木目が垂直方向にきちんと並んでいるかを見なければ折れる可能性がある。
ま、実際にには農協か金物屋で実物を選んでとツラツラとネットを見ていたら、グラスファイバー製の斧に目がいった。最近はグラスファイバーかと見ていたのだが、これが安いのである。
その中でも「BAHCO」というイタリア製の斧の評価が高そうだ。
今使っている和斧の重量は2.6Kgであるが、これだと二股の部分や根元に近く木目が入り込んだ硬い部分を割るには少々非力である。それに対してこのBAHCOには3.5Kgというのがある。柄を含めた重量は4.5Kgある。
重そうだ。但し値段は安く和斧の半分である。
Amazonに注文し、昨日届く。
重い!
早速割ってみる。振り上げる時はさすがにちょっと重さを感じるが、和斧では割れずにチェーンソーで切ってから割ろうと置いてあった根元の硬い部分もスパッと割れる。凄い!使える!
そもそもワタクシは薪割りに楔は使わない。今までも2.6Kgの和斧でほとんど割ってきたし、どうしようもない根元はチェーンソーで薪長の半分に切ってから割ってきたのであるが、4.5Kgのこれなら切らずとも割れそうである。それにいい筋トレになりそうである・・・?