15日に戸隠スキー場で一過性全健忘症を起こしたIさんであるが、昨16日、そして今日の午前中も電話で話したが、今日は随分と落ち着き、口調も以前に戻っていた。発症する前日に一人で戸隠に向かった事、ヨガの講習を受けた後、茅野の図書館に寄ったこと、みどり湖SAで蕎麦を食べたこと、温泉に寄ってから戸隠にある山岳部の山荘に行ったことなど随分と思い出していた。ただ山荘での宴会で鍋を食べたらしい事は思い出せないけれど、いい焼酎を仲間が買って来ていてそのラベルを思い出したとのこと。
また15日夜、諏訪中央病院の緊急外来で診てくれた内科医が、昨16日夕方にわざわざ電話をくれて「もう何をしても構わない。但しあまりコンを詰めて思い出す作業はしない方良いと」とアドバイスしてくれたと感激していた。
脳も随分と落ち着いた様子でホッとする。
それにしても脳というのは不思議なものである。ワタクシなど恥多き人生、一過性全健忘症を自在に操れたら便利だろうと馬鹿なことを考える。