最近老眼が進んできて、細かい作業となると遠近両用眼鏡でも中近両用でもピシャッと焦点が合わなくなってきて難儀している。
平面の作品、特に鉛レールを使う作品ならそれほど問題ないのであるが、台形のガラス144枚とコパーテープを使って作る半球型ランプシェードなどを作る時には誤魔化しが効かない。一段が24枚の台形ガラスからなっているのだが、この台形の一辺が0.25mmづつズレていたとしたら、一周したら6mmズレてしまうことになる。であるからガラスカットに使う型紙作りにはかなり気を使うのである。ところが最近はこの型紙を作るのに難儀するようになってきたのである。
以前眼鏡屋で相談したのだが「う〜ん、そりゃあ難しいですね。今、合わせたとしても朝晩では見え方が違いますし、数ヶ月後ではかなり変わってしまうかもしれません」とのことで、「時々困るなら、百均の老眼鏡や拡大鏡で対処するしかないですね」と言われた。
ま、日常生活で0.1mm単位での作業などまずしないのであるから仕方ないのだろう。
そう言えば先日の眼科で「少し白内障が出てきています」と言われたので、来年あたり白内障手術となればもう少し見えるようになるかもしれないし・・・
ここ数日イライラしていたのだが、今日は朝から雨と霧で、電気をつけても細かい作業には不向きであるから百均に行くことにする。ワタクシの住む町にもダイソーとセリアがあるのだが、どちらも規模が小さく、品数も少ないので、茅野にある大きなダイソーに行く。ダイソーの老眼鏡売り場は昔より品数は減っているが、それでも1.5~4が揃っている。色々試すがどれが作業で一番使いやすいかよく分からない。仕方ないから2.5、3、3.5とハズキルーペ上の拡大鏡の2倍のを2本買う。締めて550円!
帰ってから各種老眼鏡とハズキルーペを試すが、まあまあ何とかなりそうである。それにしても歳は取りたくないものである。