青い目の婿殿来宅

青い目の婿殿家族は東京で数日過ごした後、箱根に泊まったあと、京都で数日過ごし、18日に両親は離日。ムスメと婿殿は18日に我が家に来る。それにしてもタフな人々。両親は住んでいるメルボルンに直行したのかと思いきや、Needの兄が住んでいるケアンズに数日滞在するとのことで、翌日にはワニが何と海にもいるケアンズで泳いでいる写真を送ってきた。

ムスメと婿殿は朝京都を出て、箱根に行く新宿のロマンスカー・ホームに母親が忘れたバッグを登戸の忘れ物保管所に寄って回収したのち、新宿から「特急あずさ」に乗ろうとしたが、午後にあった中央線の人身事故で1時間以上遅れて夜8時にやっと富士見駅に辿り着いたのである。婿殿は新宿では「ちょっと買い物がある」と言って消え、何と紀伊國屋にある喫煙具店「加賀屋」に寄ってワタクシへのプレゼント用にE.P カリージョ プレッジ プリクエル葉巻を買ってきてくれたのである。フム、なかなかよく出来た婿殿である!
夕食後、飲みながらムスメの通訳で歓談。普段全く使わない英語、単語も忘れているし、スマホの翻訳機を打つにも手間取るが、何となくカンダン・・・

翌19日は曇りであったが茅野の街に昼食をかねて買い物に出る。ユニクロはメルボルンで買う半額とのことで爆買い、百均のダイソーでは大喜び。婿殿のNeed曰く「好奇心旺盛な父親を連れて来たら、あさ車から下ろしたら夕方に迎えに来るまで楽しんでいる」との事。Needは偏食と聞いていたが殆どの物をよく食べる。食べたいものを買い込み、帰りに霧ヶ峰の葉っぱちゃんに宅にお邪魔する。歓待してくれ「かりんとう」を「オイシイ!」と食べている。帰りはビーナスライン経由で帰るが、途中曇り空なのに富士山の所だけ雲が切れて富士山が見え大喜び。箱根でも京都への行き帰りでも富士山が綺麗に見えたらしいが、やはり富士山は特別な様子。

20日は家の周りを散歩。少し始まった紅葉を喜んでいる。薪割りを手伝おうかと言ってくれるが、ワタクシもうバテバテで丁重にお断りする。
オーストラリアでは紙巻タバコが凄く高いので、若い世代は「袋入りタバコの葉っぱ=大麻ではない!」を買って自分で巻くのが当たり前とのことで、あっという間に綺麗に巻く。運転中、ハンドルを握りながらでも器用に巻くとのこと。
夜は彼らがご馳走したいと焼肉屋に招待してくれる。普段あちらでは「赤身」の肉しか食べないそうだが、日本の肉なら「オイシイ!」でサシの入った和牛は特に美味しいらしく、何皿も食べていた。どうも彼の地ではOGビーフも美味しいところは日本向けに輸出していて、あちらで食べようとすると随分と高いらしい。またメルボルンなんて海に近いと思っていたが、新鮮な魚もなかなか手に入らず、それで食わず嫌いの様子。ムスメは週に2日ほど本格的な「手打ち日本蕎麦屋」でバイトしていて、賄いは何を食べても良いらしく、天麩羅やサーモン寿司や蕎麦など食べているそうである。

21日はゆっくりし、メルボルン宛に、買い込んだ服などを発送したり、ムスメの母校を覗いたり、西友で買い物したりする。お母上も京都で「帰りたくない。日本はいい!」と涙を流したそうだが、Needは5回目の来日とのことで、日本が好きらしい。メルボルンには無い山をタバコを燻らせながら眺めている。
ピアノでカミサンと「戦場のメリークリスマス」を連弾して大喜び。楽器が出来る人は羨ましい。
夕食はムスメたちがメルボルンでもよく作るカレーを作ってくれる。
食後はNeedがプレゼントしてくれた葉巻とお母上がくれたウィスキーを飲む。
また京都で買って来てくれた、カミサンにはイヤリングや香水、ワタクシには素敵なブルーのセーターをプレゼントしてくれる。そんなに気を使うなよ!
その後はカミサンに「足裏ツボの棒指圧?」を受け、痛さを必死に耐えていたが、汗びっしょり!

今朝は9時前の「あずさ」でNeedだけ、一足先に帰国。富士見駅でハグしてお別れするが、彼は夜の飛行機出発前に下北沢にも寄るとの事。下北沢はロック・スター(オーストラリアでは結構有名らしい)である彼にとっては来日時によく行った町らしい。

それにしてもムスメが青い目の婿殿と!
ま、ワタクシの大叔父は作曲家で戦前にパリに留学した折り、ドイツ人女性と結婚しているし・・・

いつでもまた来い!

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