ガソリンや灯油代が高い長野県

長野県はガソリンが日本で一番高い。それも異常に高い県である。安い県とは20円位違う。製油所のある沿岸部から遠く輸送コストが掛かり、また山間の需要の少ないGSも多いので、ある面仕方ないらしいが、我が家の周辺では現在レギュラーが185円前後となっているし、灯油も高く115円前後である。
正直たまらない!
で、どうしているかと言うと、ガソリンは長野県より大体10円安い隣の山梨県小淵沢町に出たついでに満タンにしてくる。

そういえば先日都に行った折、首都高を下りた時点でガソリン計が半分位だったので下道を走りながらGSを見つけておき、所用が済んでの帰り道に寄ろうとしたら入口に結構な列が出来ていたので諦めて小淵沢まで戻ってから入れたのであるが、ちょっと残念であった。
灯油は富士見町に買いに行くと高い上にセルフでの給油となり、おまけに荷台に積んだポリタンを下ろしてしか給油させてくれない。配達を頼むと1リッターに付き10円取られる。小淵沢町のGSでは荷台に積んだまま店員が給油してくれる上に6〜7円安い。

今日は祝日なのでGSも混むかなと思ったが、暖かいので昼過ぎに軽トラにポリタンを11個積んで小淵沢のGSに行く。このGSの店員は皆親切で、テキパキと給油してくれる。現在灯油はリッター109円。灯油にしては高いが富士見町に比べれば6〜7円安い。ついでに軽トラにも給油。リッター174円とやはり富士見に比べれば10円ほど
安い。GSのオヤジさんに「16日からの値上げは一体幾らくらい上がるの?」と聞いたら「15日の夜にならないと分からないけれど、どうも5円くらい上がりそう。ただ内は値上がり前にタンクに結構入れてあるので、18日午前中位は今の値段で出せそう。政府は」何をやっているやら!」との事。
帰って100Vで動く給油ポンプでホームタンクに詰め替える。家を出てから約1時間で終了。ま、これで配達してもらうより3000円以上稼いだ事にはなる。

それにしても車しか移動手段のない田舎暮らしではガソリンも高過ぎるし、灯油はこの寒い信州の冬を乗り切るにはあまりに高過ぎる。我が家のリビングは薪ストーブであるから暖房に関してはお金ではなく労力で助かっているが、近所の大抵の家は灯油か電気であるから大変である。先日も近所の人が「なぁ、政府は何をやっているんかね?東京が寒い寒いとNEWSでやるが、あんな気温はここいらの昼間より暖ったけぃじゃないか!」「野菜が高い高いと言うが、あったり前じゃないか!」と怒っていたがまったくである。

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