春たけなわである。一昨日・昨日と狂ったように暑くなり、ここら辺でもちらほらと梅や桜やコブシが咲き出した。
GWといっても家族それぞれの予定があり揃わない。今日は娘が暇だというので久しぶりに二人で登ることにする。GWで混む山は嫌だしと手近の編笠山(2524m)にする。昨日までとは違って肌寒く、登るには汗もかかずに快適である。鹿に食われた樹皮が目立つ。彫刻刀で削ったように綺麗に樹皮が食われている。
標高2000m辺りで娘が「どうも調子悪い」と言い出す。娘とは随分とあちこちの山を登っているが、小さい時から決して「疲れた」とか「調子悪い」と言ったことがない子である。顔色も冴えない。下ることにする。のんびり下って、丁度10時に『鹿の湯』の日帰り温泉に着く。一風呂浴びて帰る。
夕方ダリ散歩に出る。ニリンソウやヒトリシズカが咲き出している。
夕食は山菜の天ぷらにしようと庭にある食材を集める。タラの芽はまだだが、山ウド・ワサビの花・コゴミ・セリ・シイタケが採れる。