今朝は2ヶ月に一回の内科通院日。採血検査で数値もちょっと下がり、次は3ヶ月後となる。採血のため朝食抜きだったので最上階のレストランへ。食券機の前に忘れもしない『因縁のカツ丼お婆さん』がいる。何をお召し上がりかと彼女の押すボタンを凝視したら案の定『カツ丼』をお買いになった。一瞬考える。検査値も下がったのはこの間の節制?のおかげ、ここはやはり『朝定食』か『玉子丼』か『親子丼』で、いやいや、日和ってはいけないし、ここは『カツ丼』の方がコックさんも作るのが楽だろう・・・で、エイヤッと『カツ丼』のボタンを押し、曲がった腰を伸ばしてお婆さんがカウンター越しに「カツ丼!」と大声で注文したのに続き、ワタクシも大声で、ではなく小声で「同じ物を」とチケットを渡す。
まだジュージューと音を立てている『因縁のカツ丼』は美味かったが、さすがに朝10時のカツ丼はワタクシにはやはり少々重すぎだ。若輩者が日本一の長寿県のお婆さんに対抗するのは止めようと深く反省する。
病院からの帰りは八ヶ岳に向かって登っていくことになる。紅葉のなか、昨日の雨が上では雪だったのだろう、赤岳や横岳の稜線が白く輝いている。今年の紅葉は長く美しい。家に帰るまであちらで一服、こちらで一服と紅葉見物である。