ついこの前『ミレニアム』とか騒いでいたのに、早いものである。
急激な右傾化という暗い年であったと思う。ともあれ一年が終わりやれやれである。仕事は低調であったが、再発もなく、五十肩は相変わらずであるが何とか一年過ぎた。カミサンはコーラス指導にピアノ教室、今年からはオカリナ指導も加わってゴクロウサンな年であった。ムスコは上京して一年。バイトで自活しながらのジャズ修行、随分と上手くなったようだし、都でのそうそう誰でも経験しないような『恐ろしい体験』(=今はまだ書けないのだが)も経て少し成長したようである。ムスメは将来の方向を自分なりにきっちり考え、決めた様子だ。ダリは春先から晩夏まで、それこそいつご臨終かと思われたが、『柵越しの逢瀬』か、はたまた『神の手』による指圧が効いたのか、今は雪の中を子犬のように走り回っている。
さて来年はどんな年となるやらである。