ソチでの冬季オリンピックが始まった。スノー・ボードのハーフパイプとかいう競技で日本の若者が銀と銅を取ったそうで、それはそれでメデタイことだが、どうも最近のオリンピックは採点競技が増えてカンレキ親爺としては今ひとつ興味がわかない。ワタクシの小学校時代にあった東京オリンピックで『より早く・より高く・より強く』がオリンピックのモットーであると教わったのだが、どうも最近増えた採点競技というのは見ていてどうも面白くない。冬季も夏季も競技種目を増やすのではなく減らした方がと思うのはカンレキだからであろうか。ついでに言えば『開会式』も見る気になれない。最近はどこの開催国でも金を掛けたきらびやかな開会式をやるが、どの国のも同じに見える。まあ商業主義と経済効果でしか考えないスポーツの祭典なのだから仕方ないか。
そうそうもう一つ気になったのは女子ジャンプの高梨選手が4位に終わり「申し訳ありませんでした」と言っていたが、ちょっとも謝ることではない。17才の少女に勝手に過大なプレッシャーを掛け続けて「申し訳ありません」と言わせる世情の方が狂っているのである。イヤだなと思う。
2014年2月12日