発作からちょうど1ヶ月でリハビリも終わり、29日には東の都で行われる『オオムラさんを偲ぶ会』に参加のためにバスで都に上る。昼頃に新宿に着いたのであるが、その暑さたるやアタマ・テンテンである。高円寺駅でムスコと待ち合わせて、彼のアパートの直ぐ近くに出来た中華料理屋にて生ビール。どうも高円寺は中華料理屋の街になったようである。
サックスの演奏を頼まれているムスコと会場となる丸の内のレストランへ行く。
昨夏亡くなったオオムラさんはオヤジの教え子でもあり、山岳部の先輩でもある。オヤジがこちらに引っ越してからも、オオムラさんご夫婦を中心に、担任したクラスの何人もの方々が(今年83歳の方々)我が家に遊びに来られていたので、懐かしい方も沢山いる。
オオムラさんはオヤジが亡くなってからも毎年ご夫婦でいらして下さり、ムスコやムスメを可愛がって下さったのである。
誰もがオオムラさんの優しさや懐の深さ、交友の広さを語る。
途中ムスコが『What a Wonderful World』と『峠の我が家』を吹く。
それにしても皆さんとても83歳とは思えぬお元気さであった。
夕方、高円寺に戻ったら結構な雨。雨宿りがてら駅の近くのモツ焼き屋で暫し飲んでから、いつもの銭湯『上越泉』で汗を流す。
30日。暑い。これも毎度の『すき屋』にて納豆定食を食した後、ムスコの部屋の細々した生活用品を買いに出る。日の当らぬ部屋であるが、防音室の中とはいえサックスを思いっきり吹いても文句を言われないし、キッチンや風呂も広く、収納に関してはこれでもかという程であるからムスコは満足している様子。昼食は昨日も行った歩いて30mの中華料理屋に行く。開店セールとあって生ビールが200円。次々と一品料理を頼んではジョッキ5杯飲む。部屋に帰って昼寝し、またまた『上越泉』へ。まるで温泉に行っているような気分である。夕方からムスコはセッションへ。ワタクシは高円寺を散歩した後、飲み屋にて一杯。
31日。ムスコは0時過ぎに帰ってくる。ライブハウスの主人に「いつでも吹いてくれ」と言われた由。
今日は早く行かねばならない日とかで6時にバイトへ。
ワタクシはプラプラと朝散歩がてらマックへ。モーニングセットみたいなものが200円。フム、都会は安い。
11時前にバイトが休みのムスメがやって来る。寿司が食べたいというので駅前の『寿司三昧』とかいう店に入り、生ビール。ノウコウソクは煙はいかんが酒は許されているので良いのだ!2杯飲み寿司をつまむ。
ボストンバッグがだいぶイカレてきているので買いたいと言ったら「そういうものは古着屋で買えばいいの」とさっさと案内してくれ、なかなか洒落たのを探してくれる。ムスメも随分と都会人になったようである。
2時過ぎのバスに乗り、夕方帰ってくる。夜、富士見町の大雨警報や洪水警報が次々に発令される。一応直ぐに避難出来るように準備して寝るが、我が家の上には全く降らずのようであった。