昨日はハシさんも来てくれて屋根工事が全て終わる。ノウコウソクの後遺症らしい「屋根の縁を歩くことへの恐怖」は最初の頃よりは少し改善されたようだが、元どおりになるには時間がかかるかもしれない。両側がスッパリ切れた岩綾や岩登りの方がまだマシかもしれない。
友人に言ったら「普通の人は怖いの!それに65にもなって屋根工事を大工と一緒にやっていられるお前の方がおかしいの!」と褒めて?くれた。
隣の白樺に名前の知らぬ蔦の実がなっている。そろそろ山椒の実を採らねば。
話は変わってムスメが帰省していた時の話。朝、起きてきたムスメが「屋根裏部屋に何かいて時々キュッ、キュッと鳴くのでうるさくて眠れなかった」という。「ネズミやヤマネとは思えない鳴き方だし・・・ハクビシンかしら・・・」。で、カミサンが調べにムスメの部屋を見てきて「鳴いている。一緒に見て」「逃げちゃいけないので静かに!」と唇に人差し指を当てて言う。で、3人でそっと2階に上がってムスメの部屋の上にある屋根裏部屋(納戸に使っているロフト)に上がって笑い転げた。ここには薪ストーブの煙突が通っているので火災報知器を取り付けてあるのだが、その電池が切れて45秒毎に「キュッ・キュッ」と通報音を鳴らすのである。ギャハハである。まったく母娘揃いも揃ってである。一晩中45秒置きにキュッ・キュッじゃ眠れなかっただろうが、普通は気付くだろ!アホな母娘である。
但し火災報知器を外してからが困った。9Vの電池の買い置きがなく、直ぐには交換できない。ところが古い9V電池を外しても内臓の水銀電池で電池切れをキュッ・キュッと知らせる仕組み。水銀電池は取り外せないアホな仕組み。町にまで買いに下らねばならない。カミサンが買い物に行く午後までセーターに厳重に包み、使っていない部屋でしばしキュッ・キュッとなり続けていた。