上京

昨日は意を決して進化人の本拠地、南青山にステンドグラスの取り付けに行く。昼過ぎに南青山の現場近くに到着するも近所の水道工事の為に現場まで車では入れぬとガードマンに止められる。そうは言われてもこのキチガイじみた暑さのなか、ステンド2枚が入った梱包や取り付け道具を離れた駐車場からは運べぬと駄々をこねたら「外苑西通りの現場近くに工事用のダンプが停めてあり、そこにもガードマンがいるのでそこに停めても良い」と言ってくれる。車を廻すとそちらのガードマン氏「私が責任を持って見張ります」と頼もしく敬礼までされる。さて取り付けであるが1階入り口のドアーには問題なく取り付け終わる。

暑い。既にシャツは絞れるほどの汗でパンツまで濡れている。次は2階のドア−。いざ入れようとしたら左右は丁度だが高さが全然足りぬ。計ったら高さが5cmも足りない。1階・2階とも同サイズと聞いていたのだがどうにもならぬ。設計士さんに連絡。設計士さんから工務店へ連絡。工務店から問い合わせ。設計士さんから「工務店の方でドアーを直す」との連絡。やれやれである。

このバーのオーナーは昔、北千住にステンドを入れてくれたビルのオーナー でもあり、そちらを貸し出すにあたってステンドを外してこのバーの2階から3階への階段室にそのステンドを設置してくれていた。西日が入る好位置で北千住のビルよりこちらの方が合う。「バッと派手なデザインを」と依頼されて普段使わないような色ガラスを使った作品だ。

夕方にオーナーや設計士さんと店で待ち合わせたので一旦近くのホテルに入り、水のシャワーを浴び身体を冷やす。余りの暑さに水分をとり続けたのにオシッコも出ない。こんな所で思考、いや生きていけること自体凄いことだ。だいいち大きく深呼吸しても酸素が薄い。八ヶ岳の家は標高1200m近くだから東京よりは酸素が薄いはずだが、どう考えても東京の方が酸素が薄い。進化人は暑さだけでなく低酸素にも耐えられるよう進化しているのだ。

夕方、少しは涼しくなりバーに戻る。オーナーのIさんや設計士のクルハラさん等に会い乾杯。あれこれバーの改良すべき点を話し合いながらバーの1階と2階を往き来。ビール、スパークリング・ワイン、ワイン、ハイボール、日本酒等々を様々な肴と共に流し込み、水分補給が延々と続く。24時頃、もの凄い勢いで雷雨が来るが25時頃には収まり解散となる。

今朝は何時も通り5時には目覚める。酒はちゃんと抜けて快調な朝だが、散歩するにはもう暑い。シャワーを浴びて本を読みながらレストランの開く7時を待つ。きっちりと朝食を摂り、8時にホテルを出る。途中調布で高速を下り、多磨墓地にある両親の墓参り。 まだ9時前だというのに凄い暑さだ。墓を清めようと水くみに行くがヤブ蚊の大群に襲われる。線香を忘れてタバコで代用。一路八ヶ岳を目指す。

中央道は観光バスが沢山走っている。途中のPAでトイレに入り小用を足して出ようとするとドドッとおばさん軍団が乱入してくる。確かに男子用トイレに入ったのだが・・・おまけに出入り口付近はおばさん軍団がたむろしていて出られない。「ここは出入り口。邪魔!」と言うと「うるさいわねー!」と反撃される。「無礼者!」と叫んでやっと脱出口を確保。イヤハヤである。進化人達の住み処には当分近付きたくない。

帰り着いた八ヶ岳や甲斐駒はもう夏の姿であった。
来週からは中学校の1泊 八ヶ岳登山が2回と小学校の日帰り登山のガイドが続く。トレーニングせねば。

 

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