昨日、つまり入院2日目。
朝4時には目覚める。さすがに点滴やら電線がくっ付いていて寝苦しかった。5時になるのを待って点滴イヌを引きずって、1階ロビーに降り、新聞とミネラル・ウォーターとコーヒーを買う。
部屋に戻ってコーヒーを飲みながら新聞を読んでいたらドクトルが来て左手首の動脈に刺したポートを抜いてくれる。「点滴が抜けたら階段の登り降りなど負荷を掛けてみて下さい」とのこと。「この入院中に動脈が元の様に細くならなければ、今後も大丈夫でしょう」とのこと。
食事は3食とも・・・ま、病院であるから・・・前回の入院時(えーっと、何で入院したんだっけ・・・・)の方が美味しかった・・・
朝食後しばらくして点滴も取れたので、心電図計だけ首からぶら下げて階段ウォーキングへ。
実は今回の手術だか治療は、今年になってから急坂や長い登り坂を歩いている時に胸に痛みを感じる事が何回か続いたからである。先月末その旨を主治医のDr.タニウチに言ったところ直ぐに循環器内科のDr.ワカバヤシの予約を取ってくれ、心電図や心臓エコーや造影剤を入れてのCT検査などの結果、冠動脈に詰まっている部分があることが分かり、ドクトルからは「それじゃ早めに手術しましょう」となったのである。病名は『狭心症』で、手術名は『経皮的冠動脈形成術』だそうである。ワタクシ、心臓だけは自信があるのだがとドクトルに言ったら「心臓は良いですよ!強いですよ!ただ細い動脈が詰まってるねぇ〜」とのこと。で手術予定日は3月18日と一旦決まったのであるが、ワタクシ3月7日に東京在住者と濃厚接触があったと伝えたところ、即座に延期となり25日になったのである。
で、階段ウォーキングであるが1階から5階まで急足で3往復してみたが胸の痛みはなし。と言うより、ちったぁあ血液の流れも良くなったのであるから、チョチョイのちょいてな具合に登れるようになっているかと儚い希望を抱いていたが、そうは問屋が卸さずで、それなりにシンドイことであったのはちょっと残念であった。
運動後は解禁となったシャワーを浴びて、昼食をいただき、見舞いに来てくれたカミサンと病院の中庭を散歩。中庭のハーブガーデンはワタクシの古い知人のハギオさんがボランティアで手入れしているのである。今はクリスマスローズとクロッカスが咲いている。
さて果て、本来なら細くなっている血管にステントが入り、本日午前中には退院の予定であったが、血管の狭窄部分がステントを入れるには余りヨロシクナイ部分であったために、バルーンで拡張し、縮まらないように薬剤を塗布してあり、現在は様子見なのである。痛いところも具合の悪いところもなしに病室でゴロゴロ・のんびりしているしかなくて・・・