昨日は幼馴染のヨシダさんから東の都の美味しいパンが届いた。この辺でも最近はパン屋が増えたがどうもイマイチである。で、夕食はパンと決め、ではと冷凍庫を漁って過日和歌山の姪っ子が自ら罠で仕留めた鹿肉のローストと決める。
カミサン、石田幹雄トリオのDVDを見た直後でコーフンしていたのか張り切って作る。鹿肉のローストの焼きがちょっと浅かったのでレンチンしたら肉の色味がちょっと悪くなってしまったが味は美味い。オニオンスープ、コゴミとレタスのサラダ、フライドポテトも作ってくれた。都のパンは洗練された味でここら辺のとはやっぱり違う。アリガトサン!
鹿肉もここら辺で獲れたのとは違う。肉が柔らかいし味も旨味がある。暖かい和歌山で美味いものを食ってストレスなく走り回っているからだろう。
昔、伊勢の香良洲漁港の漁師に「オクズミさん、どうせ貧乏するなら香良洲に住め。魚ならタダだし米も野菜も周りでいくらでも作ってる。ステンド・カラス(香良洲)にすりゃいい!」と言われたが、まだ若かったし、山登りをまだやりたかったワタクシ、深く考えもしなかったが、今考えるとちょっとアサハカだったか?
人間うまいものを食べ、気候の暖かい所に住む方が、寒い所で不味いものを食べ(信州にだって美味いものは勿論ありますが)て生きるよりは・・・
姪っ子は大学を出たあとHONDAに就職し、青山でのOL生活後に和歌山のミカン農家に嫁ぎ百姓となったが、彼女のブログを読むと魚も肉も野菜もとなかなか美味そうなものを食べている。ワタクシより先見の明があったようだ。
う〜む、残りの人生10年として、暖かいところで美味いものを食べて余生を送るか?家を売ったり引越しを考えるとちょっとメンドウではあるが・・・