変形性膝関節症に関しては3週間毎にヒアルロン酸注射の保存療法を受けてきたが、気温によって痛みが出たり、坂道の下りで痛みが出たりと、根本治療ではないだけに安定しない。夜中の寝返り時に痛むこと、また登山道の下りを山靴を履いてという気にはならないし、50Kgの薪の原木を担ぐには不安がある。
昨日は整形外科での診察。「どうですか?」との主治医の問いに「寝返り時に痛むし、坂道の下りはやはり痛む」と伝えると「やっぱり手術を考えた方が良いでしょう」とのこと。術式は「高位脛骨骨切り術」の最新のやり方で、脛骨の切り上げではなく切り下げ方(反対だったかもしれない?)を考えているとのことで、今までの患者の術前、術後のMRI写真を見ながらの説明を受ける。ワタクシの場合は10度少々脛骨を外側に矯正すれば良いとのこと。入院は3〜4週間。退院時は杖で普通に歩けるようになるとのことで、約1.5〜2ヶ月で重い物を持つことも可能とのこと。右足に関しては左足の術後1ヶ月すれば手術可能だが、それは様子を見て決めることになる。
時期に関してはワタクシの希望する時期で良いとのことで、今週末にムスメが2年3ヶ月ぶりで帰国することもあり、7月初旬に手術を受けることする。また6月下旬に術前の検査や麻酔の説明を家族と共に受けることになる。
命に関わる病気なら直ぐにでも手術が必要だが、約2ヶ月後に手術というのも随分のんびりした話であると共に、現在ヒアルロン注射で一応普通に歩ける身としてはちょっとナニであるが、2月の山スキー時の不甲斐なさや、まだもう少しは登りたい欲求、それにあの痛みを考えれば、ま、いずれせねばならぬ手術であるから仕方ない。どうせ入院するなら寒い冬を病院でとも思うが、冬になれば雪かき等々カミサンだけでは手に負えない作業も増えるので仕方ないし、そもそも冬まで膝が保つ保証はないので仕方ない。
約1ヶ月、本は読み放題だし、プライムビデオでも見ながらノンビリさせてもらうこととする。