はぁ〜、もう一年経ったか。
早いものである。まっ、歳とって一年が長いのも困るけれど。
昨年の2月24日は近場へ山スキーに行き、頂上に着いて「さあ滑ろう」とシールを剥がしてスキーを履いた直後にコテっとコケてしまったのだが、どうにも足に力が入らなくて起き上がれなくなった。あの頃は膝痛が酷くなっていたので強い鎮痛剤を飲んでいたので痛みはほとんど感じないのだが、医者に言わせれば「身体の拒否反応」とのことで、全く足に力が入らない。???である。一緒に登っていたカタルーニャ人のアドアルの助けで何とか立ち上がり、滑る体勢もまともに取れぬまま、皆の助けを貰いながら何とか車まで戻り、スキー履を脱いでラジオをつけたら緊張したアナウンサーの声。ロシアがウクライナに侵攻したニュースだった。
あれから一年近く、まだ対ロシア戦争は続き、国内ではコロナ禍が続き、アベが射殺され、キシダは何も見ず・聞かずに先制攻撃(敵基地攻撃能力とか言っているけれど)を可とし、原発の60年以上の稼働・新設も可とした。個人的には7月に左膝の骨切り手術を受け、メルボルンにいるムスメからは今月か来月に結婚すると連絡があり・・・と誠に目まぐるしい一年であった。
さてはて、今年はどんな一年になるのだろうか。
どう考えても世界中が良い方向には向かいそうもなく、コロナの収束もまだ見通せない。
ワタクシは今年は71歳になる。まさにジジイである。
人間としての健康寿命は厚労省の調査だと大雑把に言って72〜75歳程度らしい。あとは人の助けや社会的な助けを得て生きながらえているという事らしい。だとするとワタクシにはあと数年しか残されていないことになるが、そんなもんだろうなと実感する。
ま、ワタクシなんぞは既に医療という助けによってここまで生きながらえて来たのであるし、昔から長生きしたいなんてこれっぽっちも考えてはいないが、そろそろ「もう十分」と、これ以上欲をかいてはイケナイのでる。
そもそもどう考えても人類なんてものは地球に対してはロクなことをしてこなかったのであるから、と思う。人様の都合=それも主に経済的欲求によって自らの首を絞め続けた結果が環境破壊や戦争であり、そろそろ人類みな揃って終活に向かった方が良いのかもしれない。