サボテンの花

昨年に続き今年もサボテンの花が咲いた。
カミサンがムスメから引き継いで育てているのだが、育てていると言ってもプランターを大きくしたのと、たまの水やり以外には何もしていないのだが・・・

急に花茎がニョロニョロと伸び出し、夜中に突然咲き出すのであるから不思議なものである。花は少しピンクがかって良い匂いがするが、サボテン本体の上にちょこんと咲くならまだしも、花茎のニョロニョロを見るとちょっと可憐とは???
サボテンを育てるにはよほどムスメの部屋の窓辺が適しているのだろう。

今回もカミサンの友達のノグチさんとキタハラさんが見に来て「新聞社に知らせたらきっと取材に来るよ」と言われるが、そりゃ困るとお断りする。

尚、このサボテンの名前は調べても花茎や花が同じ名前の物は見当たらず、「サボ子」と呼ばれている。

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日帰り上京

昨14日。朝6時半過ぎに出て、カミサンと車で東の都を目指す。ワタクシの村では桜はまだ蕾が硬いが、中央道を都に向かって下って行く道中は桜があちこちで満開である。思えば車で都に向かうのは何年かぶりかである。そもそもパンデミックが始まってから都には殆ど近寄っていないし、都からの注文作品のほとんどは郵送していたのである。

10時にカミサンの古くからの友人宅での作品の打ち合せであるが、ワタクシにとっては久しぶりの長距離ドライブ???であるから途中何箇所かのSAによりノンビリ走る。サイワイ中央道も下道も空いており、10時少し前に成城のお宅に到着。暑い!夏日になっている。今朝は起きて直ぐにファンヒーターを点けていたののに・・・

ご夫婦で歓待して下さる。窓からの景色も緑が豊富な素敵なマンションで、壁面もワタクシの照明器具に合いそうである。リビングの照明器具と窓辺のランプの注文を頂く。
12時に辞し、武蔵境駅近くで待ち合わせたムスコと合流して昼食後、多摩霊園に両親の墓参りに行く。墓参りも久しぶりである。桜は満開終盤であるが良い時に来た。年中車で上京していた頃は調布インターから直ぐなので寄っていたが、パンデミック以来である。石屋に清掃をお願いしているが思っていたより綺麗になっていた。ただ隣の墓との境目に生えた木によって我が家の墓の石垣が崩れたままなので、これは近々直しに行かねばならない。

   墓がある通りを忘れないように?

ムスコを武蔵境駅に送ってから、15時半過ぎに帰途につくが、中央道の上りは相変わらず小仏トンネル辺りから凄い渋滞が続いていた。
17時半過ぎに帰宅。村の桜は、こちらでも暖かかっただろうに蕾のまま。夜はやっぱり薄寒い。ファンヒーターを点ける。

久しぶりに都の日帰りを行ったが、やはり疲れた。昔は日帰りでよく行ったものだが、この歳になると用件一つならまだしも、二つになっただけでもうツライ。もっともバスや電車で行っても都で用件二つとなると結構辛く、直ぐにホテルに入っては飲みに出ていたのだから・・・

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まだ寒いが

一昨日は大雨、昨日は快晴、今日も快晴予報であるが寒い。昨朝はマイナスでフロントガラスも凍っていた。

そんな中でもスイセンやクリスマスローズが咲き、タラの芽も随分と大きくなった。やっぱり春のようである。

ワタクシも大きくなり?昨日は72歳の誕生日を迎えた。幾人の方から誕生日祝いのLINEやメールをいただき、カミサンはワタクシの大好きなアップルパイを焼いて祝ってくれたが、72回目ともなると特に嬉しくもなく、「あ〜ぁ、よく生きたものだ」と思う。先日の常会の懇親会で某君が「俺は90まで生きる」と言っていたが、ワタクシには全く長生きしようという積極的な思いはまるでない。ま、75歳からの後期高齢者になってからとは漠然と思うが、人間の健康寿命が74歳であるからその辺りまで生きれば十分と思う。

オヤジは肺から下の臓器(胃・大腸・腎臓片方を摘出し、肝臓がんや両大腿骨にもガンが転移していた)の大方を摘出し、食べれば食道〜小腸〜直腸で消化していたが、よく食べ、よく飲み、よく吸って83歳まで元気に動き回って(最後の2年ほどは車椅子であったが)いた。オフクロが亡くなって数年後、こちらでワタクシ家族と同居するようになり、病院もこちらの病院に変わりったのだが、主治医(現在はワタクシの主治医)曰く「人間、内臓なんて結構なくても生きられるもんだなぁ」と感心していた。

オフクロは病気のデパートみたいなオヤジで大変だったと思うが、58歳で卵巣がん発症、その手術中に大腸への転移が見つかり摘出。手術も無事終わり、その2〜3年前にオヤジが大腸摘出していたので「ま、これでやれやれ」と思っていたら、手術の3〜4日後に病院の血液科から呼び出し。何かと思ったら「悪性リンパ腫です。余命2〜3ヶ月」と宣告された。それからが大変であった。当時悪性リンパ腫は「治らないガン」とされていた。
虎ノ門病院の血液科の主治医から「副作用で苦しいだろうけれど、あらゆる抗がん剤の組み合わせでの治療をやってみる価値はある」と言われ、抗がん剤治療が始まった。それから11年、当時の悪性リンパ腫患者の最長不倒を記録して69歳で逝った。1年〜1年半置きくらいに半年程度入院しては過酷な抗がん剤治療を続け、それでも調子良い時には半年近くの海外生活をしたりと、完治ははできなかったが、それなりに充実した治療生活を送り、我々家族も「やり切った」との思いを持つことができた。

そんな両親を見ていると、オフクロの歳はもう越したし、オヤジの83歳を考えると後10年であるから、そろそろアッチの世界の準備をと思うのである。

それにしても先日の常会で62〜3歳のヨシジ君やフミアキ君に「そう言えばオクズミさんは年中ガンや心臓や脳や足で入院しているけれど、ちっとも病人に見えない。オレなんて入院した事がないし・・・」と言われて「いや、オレ常に病人。もっと労わってよ!」と言って笑われたが・・・

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出払い

今日は朝から大雨。洪水注意報が出ている。気温も低く寒い。

一昨日の日曜日は村の出払い作業。今年からワタクシの常会の帳場が変わり、県道の側溝の泥浚いとなった。これが大変!落ち葉や畑から流れ出した土を上げなければならない。上げた土砂や枯葉は軽トラに積んで畑の堆肥に運んだり、土砂捨て場に運ばねばならない。

昨年までの帳場は村外れの砂利農道の水切りなどが主で、8時集合で帳場に軽トラの乗り合いで行き、鋤簾(ジョレン)を担いで景色を楽しみながら散歩しているような楽な帳場で、9時半には終わっていたのだが、今年から3年間はキツイ帳場となった。おまけに日曜日は観光道路化した県道沿い、ひっきりなしに車が通り恐ろしい。11時近くまでぎっちりと作業させられる。
その後一度着替えに帰り、11時半からは公民館で常会の懇親会。お燗番となった4〜5人がAコープで買い出してきた料理(刺身・巻き寿司・漬物・揚げ物・天ぷら・果物・饅頭等々)とビール・ワイン・日本酒・焼酎・ウィスキー等々にお燗番が作った豚汁など。テキトーに飲んで2時半頃にフミアキ君と抜け出して帰る。

ワタクシのいる常会は32〜33軒と村の中でも一番大きい常会であるが、ここに住むようになって25年ほど、顔ぶれも若返って長老の息子達が大方を占めるようになった。ワタクシなど今や上から4〜5番目となった。
そもそもこの村はちょっと変わっていて、長野県内で唯一とも言われる「青年団」が今だに残っている村(今は集落組合と呼ぶのだが)であり、敬老会などでは本格的な踊りなども披露するという誠に珍しい村なのである。青年団同士の結婚も結構あるようで、そのまま居つく若者が多い村なのである。町の人口減少の割にはこの村の出生率は高いようで、常会内の家族誰でも参加可能な忘年会などやると子供だらけの稀有な常会となるのである。

久しぶりの全身運動でクタクタとなり、帰って直ぐに風呂に入り、ウトウト。

昨8日はカワダさんの依頼で9時前にカワダ邸に行き、家庭用耕運機の修理。数年前に買った中国製の小型耕運機のスターターを引こうとしても引けないと事。取り敢えずスターターコイルを外す。スターターコイルはちゃんと動くがスターター・プーリーが動かない。何か異物が詰まっている様子はない。嫌な予感。シリンダーなどがオイルで固着しているとエンジンをバラさねばならない。ネットで買った中国製の安い耕運機など、これから農繁期に向かう農機具屋などに持ち込んでもなかなか修理して貰えないだろう。
仕方ない、思いっきりプーリーを手で回すと僅かに動く。それならと少しずつ少しずつ動かしていたら割とスムースに動くようになる。やはりオイルの固着のようである。キャブクリーナでもあれば良いのだが我が家も切らしていたので持って来ていない。
スターターコイルを組込み、スターターを引いたらスムースに引け、エンジンが掛かる。あとは30分程度エンジンをかけっぱなしにしておく。どうやら当面は直ったようだ。
ホームセンターの出来合の混合ガソリンを使っていたのと、冬前にちゃんとガソリンを抜いておかなかったからだと思う。

夕方、ムスコから電話。プリンターが壊れた由。また冷蔵庫も調子悪いとの事。春だものなぁ〜。

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薪割り

午前中。昨日玉切りしておいた原木30〜40本をベランダ前に運び、薪割り。割った薪は玄関横に積む。
ナニ、今日で全て割れると思っていたが、久しぶりの斧にバテバテで10本ほどは後日に回す。

裏庭の薪置き場もスッキリ。これで来年用の原木を置く場所が出来た。

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