雨氷

昨日は朝から冷たい雨。そこらじゅうの樹々が氷をまとっている。雨氷というらしい。この辺では珍しくあまり記憶にない。普通なら雪になるのに。

昨22日、午前中にカワダさんから電話。「体の調子どう?」と聞かれる。「何?」「俺、昨日と一昨日熱が38℃位出た。今日は熱も下がったけれどどうも調子悪いので午後イチで病院の予約取った」との事。
19日に2時間ほど彼の家に行っている。ヤバイ!とは思うものの「カワダさ」はオオカミ少年」である。過去2度「発熱した。コロナかも」と連絡を受け、慌てて駆けつけた事がある。一度はコロナではなく「急性盲腸炎」。夜、駆けつけた家の電気はつけっぱなしで玄関も開いたまま。恐る恐る寝室に向かうと、苦しそうに呻いていた。この時は翌日緊急手術となった。
もう一度は単なる風邪。この時は雪の夜、コロナ検査キットを友人から譲り受けて駆けつけた。結果陰性と分かると急に元気になり「俺、もう大丈夫」との賜ったものである。

午後、カワダさんから電話。「コロナ陽性」との事。オオカミ少年3度目の正直である。16日〜18日に彼は志賀高原の山岳部OBがやっているロッジに泊まっていて、その折、OBの調子が悪かったとの事。ワタクシの方は別段変わりない。ちょっと気を付けていなければ。
テレ東の「博士の愛した数式」を見ていたら、先日一過性全健忘になったIさんからタイミングよく電話。元気との事。
失っていた記憶は同行者の話やメモをなどから刷り込まれたのか、自分で思い出したのかが判然としない様子。まあ思い出さなくても特に困る記憶ではないので、無理する必要はないのだが、何となく気持ち悪いとの事。
まあ『博士』のように80分しか記憶を保てないようにならずに済んで良かった!

メルボルンのムスメから電話。「暑くて!今日は40℃。ビクトリア州で山火事が起きていて空が煙で曇っている」との事。200Kmほど離れた場所なので今のところ大丈夫らしい。オーストラリアは日本の季節とは正反対というのを改めて実感する。暑くて散歩にも出られないので愛犬ロトとシャワーを浴びた由。

今朝は雪。一昨日の大雨で全ての雪が溶けたと思っていたら・・・
体調は特段変化なし。
カワダさんに電話。「食べても美味くない」感じがするとの事。ワタクシ、味覚をやられるコロナだけには罹りたくないのだが・・・

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一過性全健忘症Ⅱ

15日に戸隠スキー場で一過性全健忘症を起こしたIさんであるが、昨16日、そして今日の午前中も電話で話したが、今日は随分と落ち着き、口調も以前に戻っていた。発症する前日に一人で戸隠に向かった事、ヨガの講習を受けた後、茅野の図書館に寄ったこと、みどり湖SAで蕎麦を食べたこと、温泉に寄ってから戸隠にある山岳部の山荘に行ったことなど随分と思い出していた。ただ山荘での宴会で鍋を食べたらしい事は思い出せないけれど、いい焼酎を仲間が買って来ていてそのラベルを思い出したとのこと。
また15日夜、諏訪中央病院の緊急外来で診てくれた内科医が、昨16日夕方にわざわざ電話をくれて「もう何をしても構わない。但しあまりコンを詰めて思い出す作業はしない方良いと」とアドバイスしてくれたと感激していた。

脳も随分と落ち着いた様子でホッとする。

それにしても脳というのは不思議なものである。ワタクシなど恥多き人生、一過性全健忘症を自在に操れたら便利だろうと馬鹿なことを考える。

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一過性全健忘

昨夕の事。
カワダさんから電話。「Iが今日戸隠でスキー中におかしくなって救急車で運ばれた。長野の病院で検査を受け、今ミワさんが付き添って茅野の自宅に電車で向かっている。ただ言っていることがてんでおかしい。」との事。カワダさんはスキーに同行していたのではなく、たまたま長野近辺に居たので、連絡を受けて病院に駆けつけ、長野駅まで車で送ったとの事。

Iに電話すると、丁度自宅に着いた時だった。話していてもやはりてんでおかしい。今自分で言ったことを覚えていないし、数分おきに同じ事を繰り返す。まるでボケ老人と話しているようである。長野の脳外科病院で診察を受けているから大丈夫とは思うが、もう6時間以上経過しているのにおかしい。頭の事であるから心配であるし、奥様も心配だろう。「今、迎えに行くから奥様も一緒に病院に行こう」と説得し、雨の中I宅へ急ぐ。
諏訪中央病院の夜間緊急外来は内科医と外科医しか居なかったが、緊急の場合は脳神経外科医を呼び出すとのことで、割合直ぐに先ずは内科医の診察を受ける。問診を受けるがやはり医者との受け答えもおかしいく、今日の日付も昨日の事も覚えていない様子。「長野の病院でCTを撮った以降、ジワジワと微小出血がある可能性もあるので再度CTを撮りましょう」との事。CTには異常はなく、続いて外科医にも診てもらうが、やはり長野の病院で言われたように『一過性全健忘症』ではないかとの事。これはちょっと首を傾けただけで発症したり、ゴルフのスイングでなったりするらしいが、原因は分かっていない病気らしい。2〜3日中に思い出す事もあるし、戻らない事もあるとの事。「今日はシャワー程度にし、明日の昼まで様子を見て、それでもおかしかったら明日もう一度診察を受けてほしい」との事で帰宅する。

それにしても恐ろしい事である。頭を打ったならまだしも、いきなり記憶が飛んでしますとは!今回はスキー場であったからまだしも、山スキーや山登りの途中でこれが起こったら直ぐに遭難である。

一晩経って、今朝9時過ぎにIさんの奥様に電話してみる。昨日よりだいぶ落ち着いたようだが、記憶はまだ戻らないようである。途中本人に変わって「昨日はオクズミさん診察中もいた?家まで送ってくれたのは何となく覚えているけど・・・」。
まあもう少し様子見てと奥様にも伝えるが、先ずは大丈夫な様子であった。

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斧とハンマーを持って拳銃男と対峙?

昼前のこと。
薪割り用の斧を右手に、左手にはクサビ打ち込み用のハンマーを持って玄関ドアを開けたところ、2m程離れたところで「アッ!」と言って引きつった顔で棒立ちになった制服警官が。こちらも「アッ!」である。ビックリしたぁ!

警官は両手に住民台帳を広げて持っていたのだが、いきなり斧とハンマー男が現れたのでそりゃ焦ったことだろうし、こちらも全共闘世代、昔取った杵柄から、制服を着て拳銃を持った人とは相性が悪くて・・・
「イヤ、そのぅ、薪割りしようと思って・・・」に、やっと表情を緩めた60歳くらいの警官。その後お互いちょっと照れてしまって・・・

「あのぅ、富士見交番の移動があったもので・・・今までに住民台帳確認に警官が来たこと無かったですか?」「いや、もう何回か来ていますよ」。警官慌ててページをめくり「あっ、ありました、オクズミさんですね?」「ハイ、そうです」。お互い何となくシドロモドロ。

「ハァ〜、ご職業はステンドグラスをお作りになっているんですか。それで奥様は声楽家ですか。ハハハ、私もかつて警察音楽隊にいまして・・・。吹奏楽の方でしたが・・・」「で、御長男は東京ですか。差し支えなければ御長男の職業は?」「ジャズをやっています」「エッ、楽器は何を?」「サックス吹きです」「それはそれは・・・芸術家一家ですね」「御長女様は?」「オーストラリアに住んでいます」「そうですか、それでは現在こちらは奥様と二人暮らしでよろしいですね」「はい、そうです」。「振り込み詐欺の電話が最近増えていまして。そんな電話はありませんか」「いや、今のところは無いです」「十分にご注意下さい」。
玄関脇のアトリエの窓に掛かったステンドを見て、「これがステンドグラスですか?こんなに近くで見るの初めてで・・・」。しばらくステンドグラスの作り方の説明なんぞ・・・

昨年中野市では猟銃で住民2人と警官2人が殺害される事件もあったし、そりゃ警官も驚いたと思うが、凶器を持って玄関開けるなりの拳銃男にこちらも驚いた!

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雪掻き

昨日は快晴。朝、小淵沢に用があって出た時に、カミサンが日頃大変お世話になっている方の家への県道からのアプローチを見たら全く除雪していなかった。このアプローチは400m程あるので手で掻いたのでは大変であるし、病み上がりとの事。

早目の昼食を摂り、軽トラに除雪機やスコップを積んでカミサンと出る。県道から八ヶ岳に向かって真っ直ぐの緩い砂利道の上り坂アプローチを掻く。両側は田んぼで低くなっているので、車でスリップして田んぼに落ちたら自力では上がれない。雪はだいぶ減っているとは言え、まだ20cm程度あるし、西風を受けるので所々は吹き溜まりとなっている。家の前の駐車場まで掻き、Uターンして掻き、再度Uターンして登る。これで宅急便の3トン車が通れる位の道幅となる。カミサンはスコップで駐車場を掻き終わっていた。正味1時間半ほどで作業を終える。

今朝は雪が重くなる前にまた軽トラに除雪機を積んで昨日掻けなかった家の北側の駐車場に通じる林道を100m程掻く。こちらは林の中であるから全然雪が解けていないし、林道中央が盛り上がっているので除雪機では掻き難いが、このまま凍れば後が厄介である。除雪機のスピードを落として乗用車程度なら入れるようにする。やはり1時間半程で作業を終える。

我が家の除雪機は一般家庭用の排気量270cc、除雪幅71cmという小さな除雪機であるから車の幅を掻くには2度Uターンしなければならない。もう20年以上使っているが結構役立つものと新ためてその機械力に感心する。

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