シメシメ!

術後約60日となった。ちょっとビッコ(差別用語?)ではあるが杖なしで歩けるようになった。但し絶対に転ぶなと言われていて、スーパーなどの混んだ時間に行くときには用心の為にストックを持つようにしているが・・・(時々無礼な奴の足元にストックをと・・・いつもその誘惑に・・・)
痛みは朝1錠鎮痛剤を飲めば夕方まではまず痛みを感じない。夜は極力鎮痛剤を飲むのを我慢している。少しづつではあるがよくなってきている。

今日はスーパーの出口で同じ村で顔はよく見る人に話しかけられた。「あれっ、オクズミさん、足どうしたの?」。やっぱりビッコだと分かるようだ。「コレコレでコレコレの膝の手術を受けた」と言うと「オレも膝が痛くてグルコサミンだかコンドロイチンなんかのサプリをもう何年も飲んでいるけど効かないだよな」との事。「で、手術っていくらくらい掛かるの?」と具体的である。「健康保険を使えば10数万位だし、入院保険に入っていれば個室でもオツリが来る」と言ったら「そうか、そんなもんか。オレなんてサプリだけでもう20万以上使った」とのこと。「切れ、切れ」と勧めたが、実は彼の名前を知らない。小池か植松あたりだと思うが・・・
そんな立ち話をしていたら、ドシャといきなり降り出して駐車場に行くまでにずぶ濡れとなってしまった。

さて庭の草刈りの話。
杖なしで歩けるようにはなったが、庭の草刈りなどはまだ自信がない。庭には石があったり傾斜があったりするので、草刈機を掛けながらというのはちょっと怖い。
サイワイなことにカミサンがすっかり草刈機にハマった。チップ・ソーは無理だが、ナイロン・コード刃ならと付け替えたら、思ったより刈れて、すっかりハマった様子。朝曇っていたりすると7時過ぎには刈り出す。先日は「刈草巻き付き防止刃」の小さめな物も(今まで使っていたチップ・ソー用刃は大き過ぎて取り付けられず)取り付けた。
最近では「農家が機械を沢山買う気持ちが分かった。手でやる何十倍も早いもの」なぞと言っている。数千円の投資が思いの外の効果を産んでくれた。
もう少し慣れたら、ちょっと足場の悪い斜面も刈れそうである。

あとはオダテルのみである!
シメシメ!

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霧ヶ峰

昨日は霧ヶ峰農場の葉っぱチャンの家に昼前から行く。途中から雨が降り出す。

2ヶ月に一度程度訪ねるのだが、葉っぱチャンいつも元気で、こちらが元気をもらう。

葉っぱチャンから新宿ゴールデン街で50年位バーをやっていた久絽が7月2日に亡くなったことを聞く。久絽さんは元々葉っぱチャンの友人で、現代美術家でもあった。ゴールデン街では2番目に古い店で、久絽さんは豪快で気風の良い女性であった。もう45年位前に店の改装をPチャンと頼まれ、照明器具や看板、カウンターなどを作った事もあった。
突然、前の我が家に現れ「透明泡ガラスの屑を貸して」とやって来て、ゴミ捨て用大ペール2杯分くらいの泡ガラスの屑を持って行った。「何に使うの?」と聞くと「展覧会で床にぶち撒く」との事だった。
昔は上京した時などに時々飲みに寄ったのだが、段々店を開く時間が遅くなり、またワタクシ、飲むとなったら5時から飲み始めるものだから、開店する8時や9時にはゴールデン街まで移動する気力もなく、段々足が遠のいて行き、消息は葉っぱチャンから聞くだけになっていたのである。
映画監督、評論家、小説家、絵描き、役者などの客が多く、面白い店だった。
吉祥寺の「もずの木」のママも亡くなってしまったし、名物ママのいる「昭和」が無くなってゆく。

様々な話をしていたら、雨は雷雨に変わり「ドカーン」と近くで落雷まで始まる。小降りになった隙に慌てて帰って来る。

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山太=サンタ転じてサタンとなるの記5。夏休みのお終い

昨日夕方4時半頃にイッペイさん夫婦がサンタを迎えに来た。外でクラクションが鳴るなりサンタは狂喜乱舞。飛びついて全身で喜びを表している。ま、彼も我慢に我慢を重ねていたのであろう。
笑ったのはイッペイ夫婦に飛びついて狂喜する間に、これでは流石に少しは申し訳ないと思うのか、御愛想程度に我々の足にもじゃれついて、ちょっとだけ感謝を示した事であった。犬も気苦労が多いのである!

イッペイさん「ブログ読んだけれど、あれ脚色なし?」。ワタクシ「あれ全て事実!」。
それどころではなく、ブログはワタクシの見たサンタであり、下僕として認識されたカミサンが見たサンタは・・・
和犬のご主人様に対する態度と他人に対する態度はまるで違うようである。

洋犬しか知らずに、和犬で屋内犬という事に対する我々夫婦の認識の甘さもあってのこの3日半のスッタモンダ生活であったが、面白くもあり正直疲労困憊な日々でもあった。ワタクシの足が自由であったらもう少し楽しめた・・・?イヤイヤ厳しくシツケ出来たかもしれないが、まあお互いにある意味楽しくも不幸な3日半であった。
犬のサンタには全く責任のないことなのでる。

だが、ワタクシ犬に生まれなくて良かった!サラリーマンも無理なのに、ネクタイどころか首輪やリードを付けさせられるなんてマッピラ!

ここのところ周辺を騒がせているオオカミ犬、官憲にまで追われるのはちょっとアレであるが、今の日本がいくら不況とはいえ家畜や猫や繋がれた犬や鹿や狸がいくらでも手に入る自由を一度味わってしまったら、そりゃおいそれとは元の首輪やリードの世界には戻る気はないだろう。
ちょっと怖いけれど、ワタクシ心秘かにオオカミ犬を応援しているのである。

お前は「犬」じゃないんだ!もっともっと「狼」の血を取り戻せ!人様の家畜やペットを糧とせずに、八ヶ岳の山奥や南アルプスのもっと広大で野生動物が棲む森を目指せと!

これがワタクシの夏休みのお終いとなったのである。

さあてと、だいぶ足も杖なしで歩けるようになったし、仕事を始めるか!

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またまた富士見町のオオカミ犬騒動

相変わらずオオカミ犬が近くをうろついているらしい。
これは前にも書いたが、先月24日頃から隣村の瀬沢新田で最初に目撃され、その後ニワトリやヤギを襲ったとのことで、私の住む村でも1件の目撃情報があるという。連日役場職員や保健所、警察10数名体制で幾つもの罠を仕掛けたり、パトロールし、小学生は全員スクールバスで通学しているという。
但し、19日の立場川河川敷での目撃情報以来、見つかっていないとのこと。今朝は全国区でのTVニュースでも報じられていて、ちょうどそのニュースを見ている時に和歌山の姪っ子からも「今ニュースになっている」とのSMSが来た。富士見町もいよいよ全国区か!

昨年だか一昨年はオオカミ犬を10数匹飼育している瀬沢新田のブリーダーの所から2匹が脱走して数日間の大捕物となったが、今回もそのブリーダーが疑われたらしく、「うちの犬ではない。うちの犬は全頭いる。私も捕獲に協力している」とTVに出て訴えていた。
怖いのは瀬沢新田とワタクシの住む立沢が隣接していて、おまけに我が家が立場川に面していることである。川伝いなら直ぐだし、川向こうの森には岩穴もあるし隠れようとしたら幾らでも隠れられる。

この村には江戸時代からの狼伝説があり、そもそも立沢村というのは隣にかつてあった「稗の底村」が狼に襲われて幾人かの被害が出たことから、「稗の底」を捨てて、立沢と乙事に別れて新しい村を作り、狼伝説が出来た場所なのである。よりにも寄っての場所なのであるが、件のブリーダーによれば今回のは「おそらく誰かが捨てて行ったオオカミ犬だろう」とのことである。
映像で見る限り、確かに当初言われたハスキーというよりはオオカミに近い。体調は1〜1.3mとのことで性格は臆病だが追い詰められたり、出会い頭だと人を襲うこともあり得るらしい。正直遭いたくない犬?である。

今夕までサンタを預かる身としては散歩にも注意が必要だが、早く捕まらないといずれもっと被害が出ることも考えられる。
悪い冗談だが、あまりに吠え続けたサンタに辟易して、ベランダに繋いでおこうかと言ったら、カミサンが「ダメ!首輪と骨だけになっていたりして」・・・あり得る!

もう20年近く前の話であるが、我が家の庭先の立場川の堰堤と堰堤の間で犬の吠える声が一日中した事があった。葦が密生していて最初は場所が分からなかったのだが、翌日川沿いを上から覗きながら歩いたら1匹の大型犬がうろうろしていた。垂直な護岸を登れず、上下はコンクリートの堰堤で閉ざされた場所で、どうにも逃げられない場所である。このままでは餓死しそうなので、かつて犬の訓練士をやった経験がある棟梁を呼び出し、安物だが太い首輪とリードも買って来て、二人して護岸を降りて恐々と近づいてみた。犬は片目が金色、片方が銀色で体調は90cmほどで茶系の長い毛をしたハスキーの雑種だったが、案外おとなしく、素直に首輪を嵌めさせた。そこからが大変で棟梁が下からハスキー犬を押し上げ、ワタクシが上からリードを引っ張って対岸の森に引き上げたのである。ハスキーは誰かに飼われていたらしく大人しく我が家までついてきた。役場に連絡したら「それは多分捨てられた犬でしょう。でももしかして違うといけないので有線放送で迷い犬の告知をします。申し訳ありませんが2〜3日預かってもらえませんか?」との事。まあ見た目は悪いが大人しい犬だったので3日程我が家で預かった後で引き取りに来た保健所に渡した事があった。
またもう40年ほど前には八ヶ岳に野犬の群れが棲んでいて、編笠だったか西岳に登りに行った途中で野犬の群れに遭遇した事がある。7〜8頭だったと思うが「ウッ〜ツ」と牙を向いて威嚇されて、後退りしながら登山を諦めて帰ったこともあった。
八ヶ岳では猟犬の駄目な奴を捨てていく馬鹿ハンターが当時はいたそうで、この頃の新聞にも載って問題になっていた頃である。

絶滅したとされる日本オオカミが現代に急に現れたわけでもなく、何処ぞの無責任な飼い主が捨てて行ったのだろうが、全く酷いものである。

可哀想な気もするが早く捕まってくれないと、江戸時代の「稗の底村」ではないが、「暗くなったら外に出てはいかん」になってしまいそうである。

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山太=サンタ転じてサタンとなるの記4

昨夜8時過ぎ(8月25日)のこと。カミサンが長電話していたのだが、サンタ(朝からサタンはサンタに戻ってまあまあ良い子)が玄関に通じる引き戸の前で「クゥ〜ゥン」と盛んに鳴いている。これはオシッコでもしたくて外に行きたいのだろうと解釈。ワタクシはまだお犬様の散歩に付き合う程には歩けないので、電話が終わるのを待ち、カミサンに散歩させてもらう。ひとしきりセンサーライトが照らす範囲を歩かせてオシッコも済ませる。何せ隣村中心にオオカミ犬が徘徊しているとの事で、夜出歩くことは御法度なのである。
オシッコを済ませて戻って来たサンタとカミサンさんが玄関で揉めている。何かと思って行ってみたら、サンタが険しい顔をして玄関に仁王立ちしている。「どしたの?」と聞くと「足を拭こうとしたら噛みつこうとする」とのこと。愛嬌のある可愛い目付きではなく、眼が据わっている。サタンに戻っている。
ワタクシが代わって足を拭こうとしたら親指の付け根にガブッとくる。血が出るほどではないが、甘噛み以上でかなり痛い。「しつけクッキー」をやっても食べずに「ウ〜ッ」。「お座り!」と行っても無視。何としても足を拭かせない。再度拭こうとしたら、まだうまく座れないで足を投げ出していたワタクシの足指を噛もうとする。間一髪それは避け、鼻先をピシッと指先で叩いたら、恐ろしい顔をして睨まれる。仕方ない、リードの持ち手をドアのノブに引っ掛け、電気を消して落ち着くのを待つ。暫くしてから再度「しつけクッキー」を差し出すと疑いながらも食べ、やっと少し落ち着き足を拭かせ、リードを外すことが出来た。

それからが面白かった。このままではマズイと思ったか、カミサンに擦り寄って愛嬌を振りまくが、まだ目付きは完全には元に戻っていないし、ワタクシの方は横目でしか見ない。鼻先を叩かれたので怒っている様子。こちらもソッポを向いて無視しているとさすがにこれ以上はマズイと思ったのか近づいて来てワタクシの足先をちょっと舐めたりする。それでも無視していると今度は座っているワタクシの膝に身体を擦り付けてくる。「アハハ、やっぱり犬」である。
ワタクシが風呂に入るとリビングのドアの前に座って「クォ〜ン」と鳴いていたとのことで、風呂から出てくると尻尾を振って飛び付いてくる。「ムフフ」。
それで許されたと思ったのかソファーにまで上がって愛嬌を振りまくが、暫くして降りようにもちょっと怖くて降りられない。片足をちょっと出しては空間を探っている。まるでエアー・階段である?

さて今夜も早く寝ようと2階に上がり、上から呼ぶとようやく上がってくる。カミサンは「もう諦めた。勝手にして!」と布団に潜り込むと、カミサンの布団の上を飛び跳ね、挙句は枕の上で飛び跳ねる。何を考えているのやら。「ダメ!」と言ってベッドから下ろすと暫く歩き回り、一度は移動用ケージで寝たものの、また出てきて今度はカミサンのベッドの下の足側でうずくまってやっと寝る。ヤレヤレ。
3時頃にトイレに起きたら、何のことはない、カミサンのベッドの空いた部分に横になって寝ていた。

5時。突然起き出すとカミサンのベッドの上で跳ね回る。「オイ、朝だぞ!いつまで寝てんだ!」である。仕方ない二人共起きることにするが、まだ外は薄暗く、雨が少し降っている。散歩に行くというがまだ薄暗く、オオカミ犬を考えると怖く、6時まで待つように言う。その間カミサンは2階の寝室に掃除機を掛け、シーツや布団カバーなど一切を洗濯。サンタだかサタンは「早く行こう!」としきりに鳴くが「ダメ!」。
6時頃になり大分明るくなってやっと散歩に出る。ワタクシはその間に餌作り。70g程度と言われているドッグ・フードだが、食べ残してしまうので昨夜の60gをもっと減らして50gにしてチーズとササミ・ソーセージを細かく刻み、ドッグ・フードに練り込むように混ぜ合わせる。雨で濡れたお犬様が帰って来たので身体中を拭いてやるなりリビングに走り込み凄い勢いで食べ出す。ヤレヤレである。が、ひとしきり夢中で食べたかと思うと7〜8粒残している。これは毎回のことであるが、決して食べ切ることはしない。非常用にでも取っておこうという彼なりの美学らしい?
その分、カミサンの足元でスクランブル・エッグをねだっているのだが・・・

考えるにサンタだかサタン、昨夜のご乱行は本人は「散歩」に行くつもりでいたのに、オシッコをするなり連れ戻されたことに「ご立腹」したのではないかと思う。「オレまだ散歩が終わっていないけんネ!」と「オシッコしたでしょ!」の行き違いなのかと思うが、何にしろたった2〜3日のお犬様と人様の意思疎通であるから誤解が生じたのかもしれない。その上鼻先ピシッでは「オレ、不良になってやる!」も頷ける。少し反省・・・

8時過ぎにイッペイさんから電話で「夕方5時頃には迎えに行く」とのこと。サンタにもイッペイさんの声を聞かせたのだが、ワタクシがあげたスリッパを咥えながら「ウッ〜」と怒っている。「オレを置いていきやがって!早く帰れ!」と言っている・・・たぶん?

イッペイさんを待ち侘びるサンタ

考えてみると和犬を飼ったことはカミサンもワタクシもないし、室内で飼ったこともなかったのである。洋犬は完全に「人様」用に手懐けられた犬であるが、和犬はやはり「一人の主人」にしか懐かないようであるし、やはり外犬として飼われていたDNAが濃いように思う。ワタクシの友人のクボタの処の自称黒豆柴のお犬様(どう考えても前のお犬様も今のも黒豆柴ではなくただの雑種!)も、マンションで飼ってはいるが到底他人が預かれるお犬様ではないし、勿論ペット・ホテルどころではない。サンタもペット・ホテルに預けたら毎晩睡眠薬なんぞを一服盛られるだろうし、このままではばんたび我が家で預かるのは難しいし。
カミサンと考える。
唯一の解決策はキャンピングカーにする事で一挙解決であると思うのだが・・・ウシシ、カワダさんあたりに「この車、クッセー!」と言われること必死であるが・・・

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