退院1週間

退院して1週間。やっと杖なしでも何とか歩けるようになった。痛みには強い方だがどうにも今まで杖なしでは痛くて歩けなかったのだが、昨日あたりからやっと歩けるようになってきた。とは言えまだ完全ではなく、階段などはにはまだ必要なのであるが。ワタクシが考えていたより1週間の遅れである。一つには主治医が70歳にしてはまだまだ脚を酷使しそうだしということで、軟骨の再生を期待して手術時に骨頭にわざと傷を沢山入れたところ、過去の脳梗塞や狭心症のせいで血液をサラサラにする薬を飲んでいたこともあり出血が多く、一時止まらなくなったことが原因と考えられていたが、ワタクシが考えるに、1日1600キロカロリーのヘルシー食のせいでの栄養不足で傷の治りが遅かったのではと思っている???因みに体重は退院時より2Kg増えた。
ま、いずれ治るであろうからあまり気にしてもいないのであるが。

ただ家にいて座っていると関節や筋肉が固まってしまうようで、動き出す時にスムーズに動けないし、痛みも走る。そんなこともあってなるべく昼間は外出するようにしている。車はマニュアルの軽トラでも運転に支障はないので、友人の処などに遊びに行く。
昨日はカワダさんの家に枝豆を貰いに出掛ける。
家庭菜園であるが、里芋・トマト・きゅうり・ナス・枝豆・トウモロコシなどが食べ頃になっている。昨日は枝豆を沢山貰ってきた。採りたての枝豆でビールを飲むが、夏には一番のご馳走である。

   トウモロコシにアマガエルが2匹


今日の午前中はナカムラさん宅に、かつて作ったステンドの位置替えに関しての相談があったので行ってくる。
テラスでナカムラさんと奥様とお茶をご馳走になりながらお互いのこの間の話し。ナカムラさんは以前よりお元気になられたように見える。
「もう88歳ですよ」に驚く。あちこちご病気をお持ちとはいえ、近くを散歩していらっしゃるとのこと。もう20数年のお付き合いであるが、最初にお会いした頃とちっとも変わらない。その間にこちらはオツムの飾り物が不自由になったのに!

1週間後には杖なしでどんどん歩けるようになり、9月下旬までには薪割りを始めなければならないし、9月下旬にはイッペイさんの所の稲刈りもあるし・・・
ま、そうノンビリしてはいられないのである。

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ツイてない男

今日は朝から雨が降ったり止んだりで、気温も少し下がる。
その分、膝が痛い。この先天気が悪くなると痛むのでは困る。

夕方ムスコから電話。「8月6日のリーダーズ・ライブ、延期になっちゃった!」とのこと。パーカッションのミヤサカ君が濃厚接触者になってしまい、仕方ないので慌ててあちこちに電話してアンドウ・ノボルさんが引き受けてくれる事になったと思ったら、今度はライブハウスのご主人から電話で「濃厚接触者になっちまったので延期にして欲しい」との事。誰を恨む話でもないがガッカリとのこと。
今回のライブには入れ込んでいて、最初はピアノのフミちゃんがコロナに罹ったけれど、明日から普通の生活に戻れる事になりぎりぎりセーフと喜んでいたのだが・・・
どうもムスコには「ツキ」がないようである。以前もこの町でライブを企画してくれたが、何十年に一度の大雪で中止になったことがあった。どうもツイてない男のようである。

ま、そのうち宝くじの大当たりでも出して下さい。

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一人で外出

昨日午後は家に閉じこもっているのも嫌なので一人で外出。
一本松葉杖で軽トラに乗り、ヒデの野菜直売所に行く。ヒデが入院中にジャガイモなどの野菜を届けてくれたことへのお礼と、採りたてトウモロコシやトマトが欲しくて鉢巻道路沿いまで運転してみるが、マニュアルの軽トラのクラッチを踏み込む動作に問題はない。冷たいお茶を貰い暫く話し込む。ヒデも膝が悪いので「早く手術しろ!」と急かす?
その後、町まで下り親方の家へ。こちらも入院中に野菜を届けてくれたお礼がてら。「エッ、もう出歩いて大丈夫?」に「オートマなら大丈夫と思っていたが、マニュアルが運転出来るかなと思って」。
さて帰ろうかと思ったが、病室から見る八ヶ岳よりずっと大きく見える八ヶ岳に惹かれて山に向かって真っ直ぐな道を走りヨシユキ宅へ。ヨシユキさんの写真に手を合わせてからシゲコさんと暫くぶりに話す。

帰り道、雷雨に遭う。ワイパーを急にしても前が見えない程の雨だったが、気分はいい。
約1ヶ月ぶりの一人での外出だったが随分と気分が晴れる。「動ける」ことに感謝。

左足はまだ腫れが引かず、また赤くて硬くなっている。骨頭にわざと傷を沢山作ったために出血が多かったし、血をサラサラにする薬を飲んでいたせいとの主治医の説明だが・・・
ま、そのうちには腫れも引くだろうと考えるしかない。
ただ腫れがあるうちは加圧ストッキングを履いていた方が良かろうとのことで、なんとか少年合唱団のような白いハイソックスが何とも鬱陶しいのだが。

なんとか少年合唱団?まだ腫れている。

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やっと退院 24日目

昨日24日目にしてやっと退院。
例によって朝3時前には目覚めてしまい、5時前に車椅子でコーヒーを買いに病室を出たところで看護師さんに「おはようございます。今日で退院ですね。おめでとうございます」と声を掛けられる。部屋に戻り、窓辺の椅子に座って八ヶ岳を眺める。この角度からの八ヶ岳とは暫くお別れ(1年後くらいに脚に入れてある固定プレートを抜く為にもう一度入院がある)である。窓枠のアシナガバチの巣はさほど大きくなっていない。最初は1匹で作らねばならないので大変である。最後の朝食はやっぱり「・・・」であるが、まだツナが付いているだけマシである。先日はツナではなく煮豆腐であった。当然完食!

8時半から最後のリハビリ。担当のモリタ君から「膝は完全に延びているし、歩き方も完全です。後は痛みが引けば自然に歩けるようになりますから」とのこと。

10時にカミサンが迎えに来てくれ、お世話になった看護師にお礼を言って下に降りる。売店で松葉杖の先の交換用キャップを買う。これで屋内用と外用で替えられる。外に出たら昼食を何処かでと思ったが、まだ10時であるから取り敢えず帰宅する。

庭は雑草で覆われているが緑が美しい。隣の別荘の基礎工事が始まっているが、今までより若干北側寄りに建つらしく、今までより八ヶ岳が綺麗に見えるようになりそうである。

    我家から町道へのアプローチ

昼食はカミサンが冷やし中華を作ってくれ、冷えたビールを飲むが、久しぶりにビールが沁み渡る。美味い!

午後、デッキでコーヒーを飲むが緑が有難い。病室から八ヶ岳は望めたが、如何せん狭い病室にいて、おまけに栄養不足?(栄養士さんはきっとキチンと計算しているのだろうけれど、圧倒的に生野菜や蛋白質不足であり、そのせいで傷の治りの遅さや、目が直ぐに疲れるようになったと思っている。次回の入院からは成人食にしてもらわないと)から目が直ぐに疲れるようになってしまっているが、遠くの緑を眺めていると目が休まるのを感じる。

夜、25日ぶりに風呂にゆっくり浸かる。後半、風呂に入る許可が出ていたが、南病棟には介護無しで入れる風呂はなく、元いた北病棟まで行かねばならずに面倒臭いのでシャワーで済ませていたのである。やっぱり日本人は風呂に浸からねば!コロナが流行っていなければ毎日でも日帰り温泉に行けば傷の治りも早いのだが。

久しぶりにゆっくり朝まで眠った。

 

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あと一食!?

足は左足全加重で歩くとやはり痛みが走ることから、痛みが引くまで松葉杖を退院してからも暫く使う事となり、売店で買う。ま、いずれ右足の同様な手術時にも使うだろうからワタクシにとっては第二の足か?

午後6時、最後の夕食をいただく。後は明日の朝食を残すのみである。ワタクシは人様の作ってくれた料理を残すなんて事は罪悪であるという躾けを受けて育った世代であり、残すなんて事はまずないのであるが、昨日だかにも書いたがこの間二品だけどうしても食べられなかったのは甚だ申し訳ない事をしたと悔やんでいる。
かつて内モンゴルにステンドを教えに2週間行ったのだが、それこそ2週間連夜の宴席(内モンゴル政府からの招聘でVIP待遇であった)で、毎晩内モンゴル政府の知事や副知事、共産党幹部などと円卓を囲ませられたのである。おまけに悪いことに内モンゴルに着いた日に「羊肉は好きか?」と聞かれ「大好物」と答えたものだから、以後連日塩茹でしたオカシラ付きの羊肉責めにあったのである。そして13日目だったか急に全く肉を受け付けなくなったことがあったのだが、この入院中の二品もそれに近いものを感じたのである。
ま、いずれにしろあと一食、美味しくいただこうと思っている。

この病室から見る八ヶ岳ともお別れである。やれやれ!

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