昨日はシノブ君から貰った蕎麦の実を干す。農家では蕎麦の実を収穫したらJAのカントリーに出す。未乾燥のまま出荷し、蕎麦の茎が混じろうが、ゴミが混じろうが機械で選別され、蕎麦粉だけ出てくるようだ。但し、5kgだけとか10kgだけとか少量でその都度はやってもらえない。いっぺんにに沢山製粉して保存しておくとどうしても風邪をひいて蕎麦の風味がなくなる。そこで我が家では5kgとか10kgとかづつJAの別の小さな製粉所に持っていく。週の初めに出すと週末までに挽いておいてくれる。そのかわりそこに頼むには3〜4日天日干して、ゴミを取り除いておかなければならない。コンバインで刈った蕎麦には茎や雑草の実、果ては石やテントウムシなどが混じっている。ビニールシートに広げてから目の粗いザルなどを使って大まかにこれ等を取り除くのだが、そうそう綺麗にはならない。最後は蕎麦の実の上に這いつくばって手で取るしかない。昨日は子供達にも手伝わせ、親子4人でそれぞれが新蕎麦を食べる場面を思い描きながら這いつくばる。
2012年11月26日